【塾講師が教える】広島大学の英語試験の対策方法
この記事は「塾講師が教える広島大学の2次試験の英語対策法」です。
筆者の私は塾で広島大学だけでなく他大学の受験対策も行っていますのでその経験を活かした対策法を紹介したいと思います!
広島大学二次試験の英語は全学部共通ですので、広島大学を受験しようとしている人は参考にしてみてください。
試験の構成と特徴
・120分の試験で大問は4つ
・日本語でまとめる力が必要
・全体的に時間が足りない印象
試験のレベルと特徴
・全体的に難しいため、解き慣れておく必要がある
・英語力だけでなく日本語力が問われる問題が多い
・英作文がそこそこ書ける受験生は英作文を先に終わらせ、安心して要約や長文問題を解くようにすると良い
解答のコツ / 解答順
大問1:長文を日本語で要約
長文を読み、内容を把握したうえで、60字(句読点を含む)の日本語に要約する。英語力だけでなく、日本語力が必要となるので、日頃から新聞を読むなどして日本語力を高めておく必要がある。もちろん英語の語彙力も必要となる。
大問2:長文読解
選択問題は選択肢が日本語でわかりやすいものであるが、説明問題はただ和訳すればいいのではなく、日本語にまとめて「説明」する必要があるため、大問1と同様、日本語力も問われてくる。また本文が長いので、読むスピードも必要となる。
大問3:英作文
会話を読み、その中に出てくるフレーズについて自分の意見を書く問題。自分の意見を書くことに慣れておく必要があるため、さまざまなテーマで練習しておく必要がある。
大問4:英作文
グラフやデータを見てその内容を説明し、なぜそのような結果になっているのかを考察して書く英作文。あまり他大学では見られない傾向なので、過去問や類似問題を使って練習しておく必要がある。また、日頃からグラフやデータを見た際には、なぜそうなるのかを考察する習慣を身につけたい。
私がオススメする対策本や方法
・要約問題は過去問を使って練習するとよい。出題傾向がいつ変わるかわからないので、いろんな文字数で要約する練習をしましょう。しかし、そもそも日本語→日本語の要約ができない受験生は、日本語の要約練習から始めることをオススメする。環境があれば誰かに添削してもらうのが上達への近道なので、国語の先生に相談するのも一つの手段である。
・「基礎英語問題精講」の和訳にチャレンジして、英語も日本語も鍛えるのがオススメ


・「レベル別英語長文問題ソリューション3 トップレベル」や「関正生の英語長文ポラリス3 発展レベル」を使って長文問題を鍛えるといいでしょう。

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過去問題


執筆情報
筆者 : myun3 / 塾講師