【塾講師が教える】兵庫県立大学の英語二次試験の対策方法
この記事は「塾講師が教える兵庫県立大学の2次試験の英語対策法」です。
筆者の私は塾で兵庫県立大学だけでなく他大学の受験対策も行っていますのでその経験を活かした対策法を紹介したいと思います!
兵庫県立大学二次試験の英語は工学部以外で全学部共通です。
この記事では工学部以外の学部の英語試験について書くので工学部以外の学部を受験しようとしている人は参考にしてみてください。
試験の構成と特徴
・基本は大問4問構成
・長文読解問題2題、長文要約問題1題、自由英作文1題
・時間は120分
試験のレベルと特徴
・長文読解問題に関しては標準的な問題が多いです
・大問3の要約問題は練習なしでできるものではないため、個別に練習が必要です
・自由英作文に関しても標準的なテーマが多いため、英作文のテキストで練習をすることが必要です
解答のコツ / 解答順
・大問1は空所補充や言い換え表現の選択問題と和訳
・大問2は全て説明(記述)問題
・大問3は要約問題で例年字数制限は150〜180語
・大問4は例年100語程度の英作文
大問1,2の長文テーマは、社会情報・国際商経は社会学系が多く、工学・理学は自然科学系の文章が多く扱われています。
大問4の英作文は「歴史上の人物に会えるとしたら誰に会いたいか?」や「自国の動物で最も重要だと思う動物は?」など、自分の意見を記述するものが多いため、比較的自由度が高い英作文です。自分の語彙や表現の範囲内で書くことがキーです。
私がオススメする対策本や方法
要約問題については、まず一度解き終わった長文読解問題を要約するところから始めましょう。パラグラフごとに簡潔に要約し、全体を通してどういった論理展開になっているのか、見通しをよくするイメージで要約していきます。一度読んだ長文であれば、ある程度中身が頭に残っているはずなので、要約もしやすいはずです。ある程度時間と質が担保できるようになったら、初見の問題でも要約できるか、時間を測ってやってみましょう。また普段から、通常の長文読解問題であっても、軽く頭の中で要約しながら解くと、内容把握問題などの対策にもなります。
英作文に関しては、基本的な表現をしっかりインプットしておきましょう。具体的には、ターゲットやシステム英単語、速読英単語等で単語やフレーズをインプットします。

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その上で、英作文教材の例文を暗記するなどして、表現の引き出しを増やしていきましょう。『英作文のストラテジー』や、英作文に時間が割ける場合は『例解 和文英訳教本』などで対策をするのがおすすめです。


過去問題


執筆情報
筆者 : なめこ / 20代後半 / 塾講師