【絶対に8割得点できる対策】現役英会話講師が教える英検2級対策 面接パート
この記事では英検2級の面接パートで確実に8割を取る方法を紹介したいと思います。
英検2級の面接を多数指導歴のある現役英会話講師が執筆していますので安心して参考にしてみてください!
7割前後が合格点の英検2級ですので各パートで8割が取れれば確実に合格できると思います。
英検2級の他パートのシリーズもあるのでセットで読んでみてください!
英検2級を受ける前に
英検2級は筆記85分、リスニング26分の試験です。
その中で理想の時間配分を決めて、その時間レベルで解ける練習を重ねましょう。
英検2級の理想の時間配分は以下の通りです。
・文法/単語パート : 15分
・リーディングパート : 45分
・ライティングパート : 20分
・リスニング先回り : 5分
面接パートはこれらの1次試験を合格した先に待っている2次試験ですが、この記事では面接パートで8割得点出来るような対策を紹介したいと思います。
まずやるべきこと
英検2級は英検準2級の上の級にあたるので、英検準2級を受験したことない人は英検準2級のレベル感を知るところから始めましょう。英検準2級で8割程度取れないようであれば2級も厳しくなってくるので自分の今のレベルを確認しましょう。

面接パートの対策
では具体的な対策紹介していきたいと思います。
スピーキング試験全体を通しての対策と各設問ごとの対策を紹介します!
試験全体の対策
1. スピーキングでは、質問の答えに対する点数と、アティチュード点(態度点)があります。アティチュード点=相手とコミュニケーションを積極的に取ろうとする態度です。
2. 声の大きさ、笑顔、アイコンタクト、適宜 Thank you. を言うことを意識しましょう。特に声の大きさは、緊張すると小さくなってしまいがちです。せっかく練習した答えが聞こえず評価されないのはもったいないので、意識して大きめにしましょう。
3. 質問に対して1回までは聞き返しても減点にはなりません。One more time, please? と言ってもう一度質問を繰り返してもらいましょう。
4. 聞き返してもどうしても答えがわからない際は、Sorry, I don’t know. と言うと次の質問に移ります。無言でいることが一番点数が低くついてしまうため、何か言うようにしましょう。
入室から問題開始まで
1 . 外の廊下からドアを2回ノックし少し開けてからMay I come in?(入ってもよろしいですか?)と大きな声でいいます。Yes と言われたら入室し、Hello. と笑顔で言いましょう。評価カードを Here you are.と言いながら渡し、Please have a seat. など座るように指示されますので、 Thank you. と言って座りましょう。
2. その後、May I have your name,please?と名前を聞かれますので、My name is xx. と答えます。This is the grade 2nd test, ok? など級の確認がありますので、Yes. と答えましょう。その後 How are you? や How did you come here today? など聞かれるので、答える準備をしておきましょう。ここは質問は点数には入らないので、間違えても減点はされません。態度点は見られているので意識しましょう!
3. この次に第1問が始まります、問題カードが渡されます。
第1問の対策
題1問は音読です。
1. 問第カードの文章を20秒間黙読するよう指示があります。
2. その後に音読するよう指示があります。時間は測られていないため、落ち着いたスピードで発音・強弱・イントネーション・意味の区切りを意識して読みましょう。音読中アイコンタクトは取る必要はありません。ここはもちろん採点対象です!
3. 次に文章に関する質問です。文の中から一文、答えになる文を抜き出し質問に適する形にして答えます。
「例題」
According to the passage, how do some customers with children do their shopping more easily?
「第1問の注意点」
・音読の際にはタイトルの読み忘れに注意しましょう
・質問ではHow(どのように〜ですか?)やWhy(なぜ〜ですか?)で聞かれることが多いので、それぞれBy ~ing.(〜することによって)や、Because…(なぜならば...)で答えましょう
・ChildrenやTomなどの直接てきな単語で答えるのではなく、TheyやHeの代名詞に置き換えるようにしましょう
第2問の対策
第2問までが最初に渡される問題カードを用いた問題です。
1. ここでは3コマイラストをストーリーとして英語で伝えることが求められます。20秒間準備の時間が与えられるので、イラスト上の一文にシチュエーションが書いてあるので、状況把握をした後、物語の全体像や展開を掴みましょう。
2. Please begin. と言われるので始めます。各コマ二文ずつ、各登場人物の行動や発言を描写します。Ten minutes later. などのコマの間にある矢印の中に書いてある時間描写なども忘れず読みましょう。
3. その後に持ってる問題カードを裏返すように指示があります。
「第2問の注意点」
・現在形や過去形や過去進行形の起こっていることに対して正しい時制で答えることに特に注意しましょう。
・各コマ二文ずつ言う必要があるため、一見物語の流れと直接関係ない描写であっても、登場人物の行動として言うようにしましょう。また、人物の表情(心配している等)も対象となるため、Ms.xx was worried that… などと描写しましょう。
第3、4問の対策
第3、4問は自分の意見を聞かれる問題になります。
......What do you think about that?と、意見が聞かれるので、I agree./I disagree.から始め、その後2〜3文で意見を述べましょう。
社会問題について問われることが多いです。意見の賛否に関しては評価対象ではないため、答えやすい方を選びましょう。実際に自分が思っていなくても、意見がすぐに出てきた方、英語にしやすい方を選んで大丈夫です。文を作る際は、Because../ I think that…/ Some people…/Also,.../People can…などから始めることができます。
「例題」
・AIは人間の仕事を奪うと思いますか?
・親は子供のスマートフォン利用を制限するべきですか?
面接パートのオススメ教材
実は英検の公式サイトで模擬試験が受けられます!
練習問題もこなして確実に合格しましょう!

まとめ
基本的には会話をしているだけなので対策をしなくても受かる人は受かります。
英語で話すことに自信のない人はバッチリ対策をしていきましょう!
執筆者
Mikky : TOEIC 925点 / 英会話講師
N from Engness編集部 : 英検1級